Flash Back

1997 / 8mm Film 50min
('97 京都国際映画祭 学生部門 入選作品)
('98 全関西学生映画大会入選作品)
('99 SUNFILM 主催映画祭 招待上映作品)

久しぶりに再会した3人(サトシ、カオリ、ユウタ)は、思い出のある公園で散歩をする。
そして、一つ一つの事柄が3人の過去に静かにオーバーラップを起こさせる。

①風の音の公園 ②空き缶の空虚と幻滅 ③走る現実思想 ④紙飛行機を創る方法
⑤夢の自転車疾走 ⑥壁でのダンス ⑦瞬間の交錯

これらの「F・B」に3人はそれぞれの思いを抱きながら、
辿り着くことのできないLASTに向かい歩き続ける...。
コンセプトは「忘却を肯定する映画」。
非常に短期間で完成したのにも関わらず、いくつかの映画祭などで、良い評価を受ける。
CAST
川崎諭 花田彩絵 井上裕太

STAFF
撮影・編集 横山知英 / 脚本・監督 粟島憲郎
<解説>
この作品によって本格的に関西で頭角を現すことができた。
日本各地の上映会でたらし回しされて、フィルムが痛んだ。
某映画監督に「小慣れている」と言われ大人ながらに悲しくなった。
今ままで一番の評価を受けたが、10日くらいで間に合わせに作ったので、
表現しきれなかった部分が多々ある。
あと、それなりの娯楽作品に挑戦したので、その当時、ストレスが溜まったのを覚えている。(粟島憲郎)



この作品でアフレコの地獄を味わった。
3日連続で寝ずにろくに食べもせず、タバコの煙で空気も悪く精神状態はボロボロに…。
その甲斐あってそれなりの評価を受けたけど、今思えばもっと良い演技が出来たはず。
川崎諭(サトシ役)

一番わかりやすいのではないでしょうか(話しとか)。
それは別に新しい試みもたくさんつまっている感動巨編であろう。
花田彩絵(サエ役)

ペーペーの私にまさかの大作。おいしい役をさせていただきありがとうございました。
連日の鬼ロケ、伝説にもなった地獄アフレコ。人体の強靭さを垣間見たような気がします。
撮影の時履いていた靴を監督に「なんやその靴。」と言われたのを憶えています。
数日後、同じ靴を小沢健二が履いているのを見た監督が、「その靴ええやつやねんな。」
と言ったのも憶えています。
あと、川崎さんの履いている学生ズボンが軽いボンタンでした。
井上裕太(ユウタ役)

未だかつて「スタッフロールはギャンブルだ!」などと言った映画監督が
果たして彼以外にいたのでしょうか?
それだけでも見る価値のある映画の様な気がしないでもないのです。
横山知英(撮影・編集)

どちらかと言えば、今まで自分を出していた作品に対して、
より広く一般に向けて作られたであろう作品。
そんな中でもこだわりのシーン(③走る現実思想、④紙飛行機を作る方法など)があり、
自分らしさを失わないところが良い。
新宮雅人


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