Small Message - 2004. 04. 25 Vol.06「距離」

vol.6「距離」

少し前、学生時代に書いた脚本や日記や卒業論文などのデータを整理しました
ワープロでしか見れなかったのでパソコンで保存しようと考えたのです

驚きました 本当に色んなこと書いていました
第三者的な視点で読んでみるとかなり病んだ若者だったんだなぁと感じました
笑ったのが経済論のレポートなのに無理やり小説でまとめていたり、
日記のはずなのに永遠と「詩」を書いていたりして・・・
それらのどれもかれもが非常に真剣で堅く真面目で古い感覚のものでした

ナルシストではないですが、なんだか無性に愛せる文章で
会えるのならこの時の自分と話をしたいとも思えた
手探りで自分の本質を暴こうとし、人からはバカらしく思えることも
確固とした信念で表現しようとしていました
結果、表現そのものが稚拙であったにせよ、その「もがき」みたいなものが
深く見え、物事を捉えようとする姿勢自体が強く感じられます
あまり過去を美化することはできませんし(実際、美しいものではなかった)
反面、あの時から本質が変化せす、成長の無い自分が情けなくもなりましたが、
だからこそ、今の大人としての状況や環境で苦しむんだなと実感できました

「束縛された自由」の中で僕達は表現と秩序を学ぶ
と過去の私は書いていました だからこそ、映画製作や人生は面白いんだとも
最近はずっと時間の効率化ばかり意識して、そうできない自分にイラダチを感じていましたが
過去の自分の文章に助けられ現在は悩むことをヤメにできました

みなさんもたまには過去の自分と向き合う時間を作ってみたらどうでしょうか
当然、距離感はあると思いますが、それもまた真の自分ではあります
後悔してみてもいいでしょう まだまだ時間はあると思います

では。

200404252211 粟島憲郎(Kenrou,Awashima)
< Back to List